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P1500 モンスター : ウィキペディア日本語版 | P1500 モンスター[ぴー1500もんすたー]
ラントクロイツァー P1500 モンスター(独:Landkreuzer P1500 Monster 読みはモンスター)は、第二次大戦中にドイツで計画された、超重戦車である。 このP1500 モンスターは、ナチス・ドイツが第二次世界大戦中に構想した超重戦車で、ナチスドイツの極端な戦車設計の最終点に位置する。計画上の巨大戦車としては重量1000 t のラーテが知られるが、モンスターはそれを更に上回っており、重量約1,500トン、全長42m、全幅18m、高さ7mである。搭載される大砲はドーラの80cm砲であり、その大きさから砲を旋回させることは出来ず、自走砲として固定搭載を予定したとされる。鈍重かつ大サイズのため、走行可能な場所が制限されるだけでなく、他の戦車の生産力に影響を及ぼすことなどから構想で終わった。 == 構想 == 1942年6月23日、ドイツ軍需省は自重1,000t級の戦車としてラントクロイツァー P. 1000 ラーテを提案した。ラントクロイツァーは直訳すれば陸上巡洋艦である。アドルフ・ヒトラーはこの提案に関心を示し、開発を指示した。同年12月、クルップ社はより巨大な1,500t級の戦車を設計した。これが P 1500 モンスターである。 1943年、軍需大臣アルベルト・シュペーアは、P 1000 および P 1500 双方の開発計画をキャンセルした。
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